みんな、こんにちは!
今日は、人間関係がちょっと楽しくなる、
そんな心理学のヒントをお届けするね。
テーマは「カクテルパーティー効果」!
聞いたことあるかな?
ざわざわ…の中でも「聞き取れる」不思議
パーティー会場とか、 カフェとか、
放課後の教室とか…
たくさんの人がおしゃべりしてる
「ざわざわ…がやがや…」って場所、
あるよね?
そんな騒がしい中でも、
「ねえ、〇〇(自分の名前)!」
って呼ばれたり、
自分がめちゃくちゃ興味ある
アーティストの話とか、
好きなコスメの話題とかが聞こえてくると…
「ん?」
って、自然と耳がキャッチしちゃう。
そんな経験ない?
これこそが、
「カクテルパーティー効果」
って呼ばれる心理現象なんだ。
脳って本当にすごいよね!
たくさんの音の中から、
自分にとって大事な情報だけを
フィルターにかけて聞き分けてるの。
世界で一番、興味があるのは…?
じゃあ、なんで
「自分の名前」や
「興味のあること」は
特別に聞こえやすいんだろう?
それはね、 私たち人間が、
「自分自身」
に一番強い興味を持っているからなんだ。
もちろん、
好きな人や、
推しのアイドル、
かわいいペット、
気になるファッション…
興味の対象はいろいろあるけれど、
突き詰めていくと、
やっぱり「自分」という存在が
一番の関心事。
これは、心理学的に見ても
自然なことなんだよ。
会話の魔法:「〇〇さん」って呼んでみよう!
この「カクテルパーティー効果」と
「自分への関心」を組み合わせると、
コミュニケーションが
もっとスムーズになるヒントが見えてくるよ。
それは…
会話の中で、相手の名前を呼ぶこと!
「〇〇さん、おはよう!」
「△△ちゃん、それわかる!」
「□□くん、どう思う?」
って感じで、
会話の中に相手の名前を
そっと入れてあげるの。
たったこれだけ?って思うかもしれないけど、
効果はバツグン!
名前を呼ばれた相手は、
カクテルパーティー効果が働いて、
「あ、私のことだ」って
意識がこっちに向くんだ。
それだけじゃなくて、
「私のことをちゃんと認識してくれてる」
「大切に思ってくれてるのかな?」
って、無意識のうちに
ポジティブな気持ちになりやすいの。
まさに、 相手の心に「あなたを見てるよ」
っていう特別なサインを送る感じだね!
いつ、どうやって呼ぶ?実践テクニック
じゃあ、具体的にどうやって
名前を呼べばいいかな?
いくつか例を挙げてみるね。
- 挨拶の時:
「〇〇さん、おはようございます!」
「△△ちゃん、また明日ね!」 - 質問する時:
「〇〇さんは、これどう思いますか?」
△△ちゃん、おすすめのカフェとかある?」 - 同意・共感する時:
「わかります、〇〇さん!私もそう思います。」
「△△ちゃんの言う通りだね!」 - 褒める時:
「〇〇さん、その服すごく似合ってますね!」
「△△ちゃん、今日のプレゼン良かったよ!」 - 感謝を伝える時:
「〇〇さん、さっきはありがとうございました!」
「△△ちゃん、手伝ってくれて助かったよ!」
ポイントは、
自然に、さりげなく入れること。
会話の節目節目で
ちょっと意識するだけでOKだよ。
やりすぎ注意!
ただし、注意点も。
あまりにも頻繁に名前を呼びすぎると、
ちょっと不自然になったり、
わざとらしく聞こえちゃうこともあるから気をつけて。
相手との関係性や
その場の雰囲気に合わせて、
心地いい頻度を見つけてみてね。
まとめ:名前を呼ぶだけで、世界が変わるかも?
今日は「カクテルパーティー効果」をヒントに、
会話で相手の名前を呼ぶことの大切さをお話ししたよ。
- 人は、騒がしい中でも自分の名前や興味のあることは聞き取れる(カクテルパーティー効果)。
- 人は、誰よりも「自分自身」に一番興味がある。
- だから、会話で名前を呼ぶと、相手の注意を引きつけ、好感度もアップしやすい!
相手の名前を呼ぶって、
お金もかからないし、
すぐに実践できる簡単なこと。
でも、その効果は思った以上に大きいはず。
ぜひ、今日から
身近な人との会話で 「名前を呼ぶ」ことを
ちょっとだけ意識してみてね。
きっと、相手の反応が
少し変わってくるのを感じられるはずだよ!