「なんだか最近気分が上がらないな…」
「理由もないのにイライラしちゃう…」
「もっとポジティブになりたいけど、 気持ちってコントロール難しい!」
そんな風に感じること、あるよね。
すごくよく分かるよ。
感情って、まるで天気みたい。
晴れの日もあれば、
急に雨が降ったり、嵐になったり…
自分ではどうにもできないって
感じちゃう時もあるよね。
誰かに何か言われたり、
イヤなことがあったりして
気分が落ち込むのは自然なこと。
でも、それって外からの刺激であって、
自分でコントロールできるものじゃない。
「じゃあ、自分の力で、
もっとご機嫌な気分を 作り出す方法はないの?」
そう思うよね。
思考を変えよう!って自己啓発本を読んでも、
なかなかすぐには変われなかったり…。
そこで今回は、
ちょっと面白い視点からのアプローチを
提案したいな。
それはね…
『サプリメント』
を活用してみるってこと!
「え?サプリで気分が変わるの?
なんか怪しい…」 って思うかもしれないね 笑
もちろん、サプリを飲んだだけで、
いきなり性格がガラッと変わる!
なんて魔法みたいな話じゃないんだ。
でも、私たちが普段飲んでいるお酒だって、
気分を大きく変える力があるよね。
アルコールを飲むと、
気持ちがハイになったり、
リラックスしたり。
これは、アルコールという物質が
脳に作用するから。
それと同じように、
特定の栄養素や成分が、
私たちの気分に関わる脳の働きを
サポートしてくれる
ことは、
科学的にも少しずつ分かってきているんだよ。
性格そのものを変えるんじゃなくて、
「気分の波を穏やかにする」
「前向きな気持ちをサポートする」
っていうイメージかな。
今回は、
そんな気分に寄り添ってくれる
可能性のあるサプリメントの種類について、
心理学の視点も交えながら 紹介していくね!
なんでサプリが気分に関係あるの?
【らくぼ先生の豆知識①】
私たちの気分や感情は、
「脳」で作られているってことは
知ってるかな?
脳の中では、
「神経伝達物質」
っていう
情報伝達役の物質たちが、
いろんな指示を出して
心と体のバランスをとっているんだ。
例えば…
- セロトニン:
安心感や幸福感に関わる。
「幸せホルモン」なんて呼ばれることも。 - ドーパミン:
やる気や快感に関わる。
ワクワクする気持ちの源。 - GABA(ギャバ):
興奮を鎮めてリラックスさせる働きがある。
これらの神経伝達物質が
スムーズに作られたり、
働いたりするためには、
ビタミンやミネラル、アミノ酸といった
栄養素が必要不可欠
なんだ。
食生活が乱れたり、
強いストレスが続いたりすると、
必要な栄養素が不足して、
神経伝達物質のバランスが
崩れやすくなることがある。
それが、気分の落ち込みや
イライラにつながる可能性も
考えられるんだよね。
だから、サプリメントで
不足しがちな栄養素を補うことが、
気分の安定をサポートする
一つの方法になるかもしれないってわけ。
気分をサポートするかも?
注目のサプリメント成分
じゃあ、具体的に
どんな成分があるのか見ていこう!
※効果効能を保証するものじゃないから、
あくまで参考として見てね!
1.GABA(ギャバ)
- どんな時に?:
ストレスを感じやすい、
イライラしがち、
リラックスしたい時に。 - どんな成分?:
脳内の興奮を抑える働きがある
神経伝達物質。
チョコレートや発芽玄米にも 含まれているよ。 - 期待できること:
リラックス効果、
ストレス軽減のサポート。
睡眠の質向上を助けるとも
言われているよ。
2.テアニン
- どんな時に?:
ホッと一息つきたい、
集中したい、
穏やかな気持ちになりたい時に。 - どんな成分?:
緑茶に含まれるアミノ酸の一種。 - 期待できること:
リラックス効果、
集中力や記憶力のサポート。
GABAと同じく、睡眠の質向上も
期待されるみたい。
カフェインの興奮作用を和らげる
働きもあるんだって。
3.トリプトファン / 5-HTP
- どんな時に?:
気分の落ち込みを感じる、
ポジティブになりたい、
安心感がほしい時に。 - どんな成分?:
「幸せホルモン」セロトニンの
材料になる必須アミノ酸(トリプトファン)や、
その中間体(5-HTP)。 - 期待できること:
セロトニンの生成をサポートし、
精神的な安定や気分の向上を
助ける可能性があるよ。 - 注意点:
抗うつ薬などを服用している場合は、
相互作用の可能性があるから、
必ずお医者さんに相談してね。
4.ビタミンB群
- どんな時に?:
疲れやすい、
集中力が続かない、
気分が不安定な時に。 - どんな成分?:
B1,
B2,
B6,
B12,
ナイアシン,
パントテン酸,
葉酸,
ビオチンの8種類。
エネルギー作りや神経機能の維持に 欠かせないよ。 - 期待できること:
神経伝達物質の合成を助けたり、
エネルギー不足による
気分の落ち込みを防いだりする
サポートが期待できるよ。
特にビタミンB6はセロトニン合成に
必要だよ。
5.ビタミンD
- どんな時に?:
日光を浴びる機会が少ない、
冬になると気分が落ち込みやすい時に。 - どんな成分?:
骨の健康に重要なだけでなく、
気分の調節にも関わると 言われているビタミン。 - 期待できること:
気分の落ち込みや
季節性の気分の変動に関連が
あるという研究もあるんだ。 - 豆知識:
日光を浴びることで
体内で作られるけど、
現代人は不足しがちとも
言われているよ。
6.マグネシウム
- どんな時に?:
- イライラしやすい、
緊張しやすい、
足がつりやすい時にも。 - どんな成分?:
神経の興奮を抑えたり、
筋肉の収縮を調整したりする
ミネラル。 - 期待できること:
神経の過剰な興奮を抑え、
リラックス効果や精神安定の
サポートが期待できるよ。
7.オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)
- どんな時に?:
集中力や記憶力が気になる、
気分の波を穏やかにしたい時に。 - どんな成分?:
青魚に多く含まれる必須脂肪酸。 - 期待できること:
脳機能の維持や向上、
気分の安定をサポートすると
言われているよ。
炎症を抑える働きも
注目されているんだ。
【ちょっと注意が必要なハーブ】
セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)
- どんな時に?:
軽度から中程度の
気分の落ち込みを感じる時に。
(海外では医薬品として
使われることも) - 期待できること:
セロトニンなどの神経伝達物質の
バランスを整える働きが
あると言われているよ。 - 【重要】注意点:
他の薬(特にピル、抗うつ薬、
血液をサラサラにする薬など)との
相互作用が非常に多いハーブなんだ。
効果が弱まったり、
逆に強まりすぎたりすることがあるから、
絶対に自己判断で使わず、
必ず医師や薬剤師さんに相談してね!
サプリメントと上手に付き合うためのヒント
【らくぼ先生の豆知識②】
サプリメントは便利なものだけど、
いくつか知っておいてほしいことがあるよ。
- 基本は食事から!
サプリはあくまで「補助」。
栄養は、バランスの取れた食事から
摂るのが一番だよ。
いろんな食材を食べることで、
体に必要な栄養素を
まんべんなく摂ることができるからね。 - 腸内環境も大切!
実は、「幸せホルモン」セロトニンの
約9割は腸で作られているって
言われているんだ!
だから、ヨーグルトや発酵食品、
食物繊維を意識して摂って、
腸内環境を整えることも、
気分の安定につながる
大切なポイントだよ。 - 効果には個人差がある
サプリメントの効果の感じ方には、
人それぞれ違いがあるんだ。
「友達に効いたから
自分にも効くはず!」
とは限らないことを覚えておこうね。 - 頼りすぎないで
サプリは、気分をサポートする
「お守り」みたいなもの。
根本的な悩みの解決には
ならないこともあるよ。
もし、気分の落ち込みや不安が
長く続いたり、
日常生活に支障が出たりするようなら、
一人で抱え込まずに、
専門家(心療内科のお医者さんや
カウンセラーさん)
に相談することも
考えてみてね。 - 生活習慣全体を見直そう!
質の良い睡眠、
適度な運動、
リラックスする時間を作ることも、
心の元気にはとっても大切。
サプリだけに頼るんじゃなくて、
生活全体でできることを
見つけていこうね。
まとめ:
サプリは気分を応援する選択肢の一つ♪
今回は、
サプリメントで
気分をサポートするっていう、
ちょっと新しい視点について
お話ししてみたよ。
気持ちが揺らぐのは、
あなたが弱いからじゃない。
誰にでもある自然なこと。
そんな時に、
自分を労わるための一つの方法として、
サプリメントの力を借りてみるのも
アリかもしれないね。
ただし、
繰り返しになるけど、
サプリは魔法の薬じゃない。
- まずはバランスの取れた食事、
睡眠、運動を大切にすること。 - サプリはあくまでサポート役として、
上手に活用すること。 - 心配なことや、
つらい気持ちが 続く時は、
専門家を頼ること。
この3つを忘れずに、
自分に合った方法で、
ご機嫌な毎日を過ごしていこうね!
この記事が、
あなたの心が
少しでも軽くなるヒントになったら
嬉しいな。