もしかして運命の人?尽くした相手を好きになる『認知的不協和』の心理と対処法

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ねえ、もしかして今、こんな風に悩んでない?

「彼のために一生懸命尽くしてきたけど、
ふと気づいたら、彼のことしか考えられなくなってる…」

「最初はそこまでじゃなかったのに、
気づけば彼が『運命の人』みたいに思えてきちゃった…」

わかるよ。
大好きな彼のために、
時間も手間も惜しまずに、
色んなことをしてあげたくなるよね。

でもね、もしその「好き」という気持ちが、
『尽くしたからこそ生まれてきた感情』
だとしたら、少し立ち止まって考えてみる時間も大切かもしれないんだ。

今日は、そんなちょっぴり複雑な乙女心を、
一緒に見つめていこう。

もしかして、それって『恋の錯覚』かも?

一生懸命、誰かのために何かをすることって、
とっても素敵なこと。

でもね、時々、私たちの心は、
自分の行動と感情の間にズレが生じると、
なんだか落ち着かなくて、
そのズレを解消しようとすることがあるんだ。

例えば、

「そこまで好きじゃなかったはずなのに、
こんなに彼のために時間を使ってる…
私、本当は彼のことがすごく好きなのかも!」

みたいにね。

これを心理学では、
ちょっぴり難しい言葉で
『認知的不協和の解消』って言ったりするんだ。

簡単に言うと、
自分の行動(彼に尽くす)と、
元々の気持ち(そこまで好きじゃなかった)が
食い違っていると、心がモヤモヤしちゃう。

だから、そのモヤモヤをスッキリさせるために、
「こんなに尽くすのは、彼が特別だから!」
って、自分の気持ちを納得させようとするんだね。

「尽くしすぎ」が引き起こす、ちょっぴり危険なサイン

もちろん、尽くすこと自体が悪いわけじゃないよ。
好きな人に何かしてあげたいって思うのは、
自然な感情だもんね。

でも、もしこんな状態が続いていたら、
少しだけ注意が必要かもしれない。

  • 彼からの見返りがなくても、尽くすのをやめられない
  • 「私がいないと彼はダメなんだ」と思い込んでいる
  • 彼に尽くしている自分に酔ってしまっている
  • 友達に「ちょっと尽くしすぎじゃない?」と心配される

心当たり、あったりするかな?

その「好き」、本当に彼の魅力? それとも…?

もし、今の恋愛が少し苦しいなと感じたら、
一度、自分の心に優しく問いかけてみてほしいんだ。

「私が彼を好きなのは、
彼のどんなところに魅力を感じているからだろう?」

「もし、彼に何もしてあげられなくなったら、
それでも彼を好きでいられるかな?」

すぐに答えが出なくても大丈夫。

大切なのは、
『尽くしている自分』を好きになっているのか、
それとも『ありのままの彼』を好きになっているのか、
ゆっくり見つめ直すこと。

恋の錯覚から抜け出すためのヒント

もし、「もしかして恋の錯覚かも…」と気づけたら、
それは新しい一歩を踏み出すチャンスだよ。

  1. 自分の時間を大切にしてみる
    彼のことばかり考えてしまう時間を少し減らして、
    自分の好きなことや、やりたいことに時間を使ってみよう。 新しい発見や、楽しいことが見つかるかもしれないよ。

  2. 友達との時間を楽しむ
    信頼できる友達に、今の気持ちを話してみるのもいいかも。
    客観的な意見を聞くことで、
    見えてくるものがあるかもしれないよ。

  3. 彼との関係を少しだけ客観的に見てみる
    彼からも、あなたのために何かしてくれているかな?
    お互いに支え合える関係が、
    きっともっと心地良いはずだよ。

大丈夫、あなたはあなたのままで魅力的だよ

誰かのために一生懸命になれるあなたは、
とっても素敵。

でも、一番大切にしてほしいのは、
あなた自身の心なんだ。

尽くすことでしか繋がれない関係なんて、
きっと本当の幸せじゃない。

あなたは、何もしなくても、
そのままで十分に魅力的だよ。

焦らずに、ゆっくりと、
あなたらしい恋を見つけていこうね。

応援してるよ。

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