新しい自分を発見!『ジョハリの窓』を使って自己理解を深めるワークショップ
「本当の自分って、なんだろう?」
「周りからどう見られているのか、ちょっと気になる…」
恋愛や仕事、友達とのこと。
いろんな場面で、ふと立ち止まって
自分自身について考えちゃうこと、あるよね。
もっと自分のことを知れたら、
もう少しだけ、楽になれる気がするのに。
そんなふうに感じているあなたに、
今日は、本当の自分と出会うための
ちょっと面白い心理学のツールを紹介させてね。
その名も『ジョハリの窓』。
なんだか不思議な名前だよね。
でもこれ、あなたの心を映し出す
4つの窓なんだ。
一緒に、その窓をそっと開けてみない?
あなたの心を映し出す『4つの窓』
『ジョハリの窓』は、自分を4つの領域に分けて
自己理解を深めていく考え方だよ。
①開放の窓:自分もみんなも知っている『あなた』
これは、自分でも「これが私だな」って思っていて、
周りのみんなも同じように見てくれている部分。
例えば、
「私は人と話すのが好き」って自分でも思ってるし、
友達からも「いつも明るくて話しやすいよね」って言われる。
これが『開放の窓』だよ。
この窓が大きいほど、自分らしく楽にいられるんだ。
②秘密の窓:自分だけが知っている『あなた』
これは、自分ではわかっているけど、
まだ誰にも見せていない、ちょっぴり秘密の部分。
「実は、一人でいる時間がすごく好き」とか、
「本当は、もっと甘えたいんだけど強がっちゃう」とか。
誰にだって、心の中にそっとしまっている部分はあるよね。
それが、この『秘密の窓』。
③盲点の窓:みんなは知っているけど、自分は知らない『あなた』
ここが、一番面白いところ!
自分では全く気づいていないんだけど、
周りの人からは「あなたのこういうところ、素敵だよね」
って思われている部分。
「自分では意識してなかったけど、
友達から『〇〇ちゃんの口癖、面白いよね』って言われた」とか、
「落ち込んでいる時に、
『いつも一生懸命で、その姿に励まされるよ』って
先輩に言ってもらえた」とか。
自分では当たり前だと思っていたことが、
人から見たら、とっても魅力的な長所だったりするんだ。
それが、この『盲点の窓』だよ。
④未知の窓:まだ誰も知らない『あなた』
これは、あなた自身も、そして周りの誰も
まだ気づいていない、可能性の窓。
これから新しいことに挑戦したり、
いろんな人と出会ったりする中で、
「私にこんな一面があったんだ!」って発見できる部分。
まさに、未来のあなた自身。
わくわくする窓だよね。
【簡単ワーク】信頼できる人に、あなたの魅力を聞いてみよう
じゃあ、どうやったら
自分でも気づいていない『盲点の窓』を開いて、
新しい自分に出会えるんだろう?
一番の近道は、
信頼できる人に、あなたのことを聞いてみること。
ちょっと勇気がいるかもしれないけど、
きっと素敵な発見があるはずだよ。
【ワークショップの手順】
Step1:紙とペンを用意する
まずは、自分が思う『自分の性格』や『長所』を
思いつくままに書き出してみて。
(これが「開放の窓」と「秘密の窓」の一部だね)
Step2:信頼できる人に聞いてみる
家族、親友、恋人、尊敬する先輩…。
あなたのことを大切に思ってくれている人に、
こんなふうに聞いてみよう。
「ちょっと恥ずかしいんだけど、私の良いところってどんなところだと思う?」
「私と一緒にいて、楽しいなって思うのはどんな時?」
Step3:教えてもらったことを書き出す
相手が教えてくれたあなたの魅力を、
さっき書き出したメモに、色を変えたりしながら書き足してみよう。
きっとそこには、
自分では思ってもみなかったような言葉が
並んでいるんじゃないかな?
それが、あなたの『盲点の窓』に隠れていた
キラキラした魅力だよ。
新しい自分を受け入れて、もっと軽やかに
人から教えてもらった自分の魅力。
最初は「え、私が?」って
ちょっとびっくりするかもしれない。
でも、それは紛れもなく、
周りの人が見てくれている、素敵なあなたの一部。
その新しい自分を
「そっか、私にはこういう一面もあるんだな」
って、そっと受け入れてみて。
そうやって『盲点の窓』が小さくなって
『開放の窓』がどんどん広がっていくと、
自己理解が深まって、
自分に自信が持てるようになったり、
人とのコミュニケーションがもっと楽しくなったりする。
自分探しって、終わりがない旅みたいなもの。
でも、人との関わりの中で、
思いがけない自分に出会えるなんて、
とっても素敵なことだと思わない?
この記事が、あなたが本当の自分と出会い、
もっと自分を好きになるきっかけになったら、
とっても嬉しいな。